万能薬ジンジャーターメリックティー

先日書いた体質改善腹巻きと一緒に、体質改善の必需品だったジンジャーティー。どうしても温まらなかった体の芯を、内蔵から温めてくれます。

今日ご紹介するのは、体を温めるだけではなく、ダブル抗炎症作用の生姜とターメリックのお茶。スーパー抗炎症ティー、ジンジャーターメリックティーです。

今回、顔がかぶれてひどい炎症を起こした後、フィッシュオイル(オメガ3脂肪酸)で相当炎症が治まったのですが、それでも治りきらなかった部分をこのジンジャーターメリックティーでサポートしました。

生姜に含まれる有効成分のジンゲロールは熱を加えるとショウガオールという更に強力な成分に変わります。ジンゲロールにも血管拡張作用、免疫向上、抗菌作用、吐き気止めの作用などありますが、ショウガオールは体の芯を温める作用の他に、非常に有効な抗炎症作用、血液サラサラ作用、血糖値を下げる作用や、抗がん作用があります。

ターメリックはハーブの中でも非常に優秀な抗炎症エージェント。関節炎や、IBS、炎症性腸疾患などの胃腸の不調だけでなく、現代のほぼ全ての慢性疾患に慢性炎症の関与が確認されているので、自己免疫疾患や、肝臓の病気、アルツハイマー、婦人科系、膀胱や腎臓の疾患など、様々な症状の緩和に有効です。また、生姜と同様に、血液サラサラ作用と、血糖値を下げる作用もあります。

以前体質改善をした時は、スライスした生姜を日干しで乾燥させ、それを漢方を煎じる土鍋で30分煎じて作っていました。一度に1Lほど作り冷蔵庫で保存し、三日ほどかけて一日2杯ずつ朝晩再度温めて、ハチミツとレモンを加えていただきます。

飲み始めて二年目の夏。特にアトピーの人にありがちな「体の芯は冷えているけれども、体の表面が熱くなっている状態」が改善され、そこからぐんぐん良くなっていきました。

でもこのジンジャーティーは作るのが大変なので、どうにか簡易版ができないかと、すりおろし生姜を煮て試すこと数回。行き着いたのが簡単体質改善ジンジャーティー。すりおろしたショウガを10分煮るだけ。乾燥ショウガを煎じて作るジンジャーティーと同じ辛さが味わえます。喉の奥がビリっと痛くなる辛さ。これこれ、このビリっが重要です。

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ここに、ターメリックを混ぜます。ターメリック(ウコン)は欧米のスーパーだと生姜の隣に売っていたりするので簡単に手に入ります。生姜に似たオレンジ色の細身のスパイスです。日本で一番簡単に利用できるのは粉のウコン。スパイスコーナーに売っているターメリックパウダー。できればオーガニックのパウダーをオンラインで購入すると良いでしょう。

生姜も粉でもいいのですが、簡単に手に入るので生のものを。生姜を輪切りにスライスしてみると、一番外側の皮の数ミリ入ったところに一層茶色い線が入っているのが見えますが、ジンゲロールは、ちょうどその付近に存在します。丁寧に剥かないと包丁で削り取ってしまう部分です。オーガニックの生姜ならば皮を切らなくても、皮ごとすりおろしてOKなので、オーガニックをお勧めしています。でも、オーガニックの生姜が手に入らなければ、皮を丁寧に薄く切ってもらえたらOK。私は、普段はオーガニックの物ではないですが、日本国内で作られている質の良い生姜を丁寧に薄く皮をむいて、それからすりおろして使っています。

では、作り方です。

材料

  1. 生姜のすりおろし 2g~3g およそティースプーン1杯~1.5杯
  2. ターメリックパウダー 2g~3g およそティースプーン1杯~1.5杯
  3. 黒コショウ 少々
  4. 蜂蜜やレモン(お好みで)
  5. オリープオイル、ココナッツオイル、ナッツオイルなど数滴(なくてもOK)

作り方

  1. 鍋を用意して、水を2カップ入れて沸騰させる。
  2. 1から3の材料を全て入れて火を落として10分ふつふつと煮る。
  3. 茶漉しで漉して出来上がり。
  4. 飲みにくければ、蜂蜜やレモンを入れて。(私は入れません)
  5. できれば、一般的に脂質を摂る夕食後に飲むのが良いですが、脂質を全く摂らないタイミングで飲むならば、最後にオイルを少々ふりかけると良いです。もしくは、サプリでフィッシュオイルを取っている場合、フィッシュオイルと同じタイミングで飲めば、ジンジャーターメリックティーにオイル類を垂らす必要はありません。

これを作っておいて、1日2、3回に分けて飲みます。冷蔵庫で保存できますが、飲むときは再度温めてください。

少量の脂質と黒胡椒がターメリックの吸収を高めます。ジンジャーだけ、ターメリックだけ、でもいいのですが、その場合は蜂蜜やレモンを入れたほうが飲みやすいです。ターメリックとジンジャーが一緒に入ると、パンチが効いていて甘みをつけなくても飲めてしまいます。

注意事項:

  • 血流をサラサラにする抗凝固剤などの薬、特にワルファリン、を飲んでいる人、または、出血性疾患をお持ちの方は飲まないでください。
  • 糖尿病で血糖値を下げるお薬を飲んでいる人も飲まないでください。必要以上に血糖値を下げてしまいます。
  • アトピーや、肝疾患のある場合は、ターメリックパウダーは1杯で良いです。
  • 妊娠中の人、胆石、エストロゲンの作用に関連する疾患がある人も注意が必要です。専門家にご相談ください。

上述の通り、火を通さないジンゲロールの方が効能がある車酔いや、つわり、風邪の予防にはフレッシュジンジャー(生の生姜)の方が良いので、すりおろした生姜をそのまま温かいお湯に入れて、ハチミツとレモンを入れて火にかけずに飲むと良いです。つわり用(妊婦)には生姜は1日1gまでに抑えてください。

Food as medicineの代表格で、伝統的にも何千年と使われてきた生姜とターメリック。ターメリックは多くの研究がなされて、たくさんの種類のサプリが開発されていますが、生姜は伝統医療での実績はあるものの、全世界的に特にポピュラーで安く手に入るので、薬として研究費がかけられる機会が少なく、その効果はまだほんの少ししか科学で証明されていません。人の食文化や伝統医療に深く関係しながら、未知の力が秘められている大好きなハーブです。

 

 

 

 

 

 

 

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